七四〇枚書いた官能小説「男装」(仮題)の切磋をしています。
文章は推敲するものですが、あえて切磋琢磨。
小説という「珠玉」を磨き続けたいという気持ちを込めて。

指摘されて削った章は全部で四章で、二〇〇枚前後です。
一応書き綴った大切な小説ですから、自分でも
「削った方がいい」と言われてあっさり削れたことに驚いています。
しかし理由あってのことです。

といいますのも、全体を書き上げたあと
官能シーンが足りないのではないかと余計な気を興して
書き足したところを指摘されたからです。

つまり、元々要らなかったのに付け加えた、ということを
何も言っていないのに見抜かれたのです。
慧眼を持つ人に読んで頂ける機会があったら
活用するべきだと本気で思った瞬間でした。

そして内容ですが
はじめに人物紹介を兼ねた官能シーンが第一章だったのですが
それを削ったので、代わるエピソードを入れる事と
読み疲れてしまうほど書き込んだエピローグ(ラスト)部分を
削ったあと整える作業を終えたあとで
胴体部分の琢磨に入りたいと思います。

今は小説は一昨日宣言して昨日終わっているはずの
■ノートパソコン内のワードパットに反映させる
という部分と、
■印字したエピローグ部分の推敲、校正をチョコチョコ
をやっています。

悩んでいるのは、挿入するエピソード部分を
新たに書くのではなく、削った二〇〇枚の中から
抜粋するのではいけないだろうか、ということ。
書きたくない訳じゃないのですが、やはり惜しい…。