何かもうスゴいんだ。
 小説に起こすことを、まっっっっったく考えていなかったんだろうね。
 何で突然男体化したの? 何で突然女体化すんの? 何で突然婚約者とか出てくんの? 何でエルフが途中から人間になってんの? 何で突然魔法とか出てきてファンタジー風味になってんの? 何でそんなに自虐的なの、殿方。でもそれが楽しくて、すごくときめく・・・・。
 
 自分の趣味というか、ひたすら好みの殿方を苛むために話の針路を取って、欲望のままに書き殴ったから、小説に起こそうとすると、その整合性の無さを埋める設定を造るのが大変すぎる。
 徐々に整合性が出てくるのが、初めから順に読んでると分かるので(段々と書き方が分かってきたらしい)、我ながら笑えるが、巨大虫話は初期も初期。よって、流石に巨大虫の話は整合性が無さ過ぎて断念。
 
 ファンタジーだと歴史の嫌な部分を書く必要ないから(適当に自分の得意分野の中世を下敷きに、気持ちいいものだけ書けばいいので。動物の習性オタクぶりを獣人で発揮して楽しく書けたみたいに)、王様腕もげ話にしよーかなー(酷)。女中の話も書き始めたし、気になってはいるんだけど。
 ただいったん小説として起こしてしまうと、もう二度とその話では萌えられなくなるんだよね。丁度、女中の話がそうなんだ。ハァハァからワクワク、そして書いてるうちに冷静になってしまう。読み返してるとこんなに楽しいのに、それが無くなってしまうとは・・・・なので出し惜しみしてしまったり。でも、自分のカラー(男虐め)も出したいし、悩むなー。