く、くやしい〜キィ〜

 私は書いてる小説のことで頭がイッパイになって、しかも「この場面はどう書いたらいいだろう」との悩みを抱えたとき、寝ている最中(大体夜中)にハッと目が覚めて、頭に映像でその場面が浮かび、問題が解決することが結構ある。
 お告げってか、創作神?
 十三歳の頃からそうだったんだけど、その頃は何故か自転車で走ってる最中に思いつくことが多かった。
 
 一つネックが。
 当時からどれだけ自転車が停め難い場所だろうと急いでいても、また現在どれだけ眠かろうと、その場でメモを取らないと次の瞬間(着いた時、起きた時)にはその発想は全部忘れてしまっている。
 昔はまたそれを得たくて、自転車でまた走ったりしたものだが。
 
 それは良く分かっていたし、最近は死ぬほど眠くても絶対にメモを取るようにしてたんだけど、昨夜は具合が悪かったりして、つい耐え切れず書かずに寝てしまい、悩んでいるラストについての有意義だったはずの「場面」を忘却の彼方にやってしまった。
 バカ! 私のバカ! それぐらい耐えろ!
 あーっ、何かすっごくいい場面だった気がする! 何かもう、読んだ人全てを唸らせるような(それは酸っぱい葡萄幻想だろ)