自分の作品は自分で

 一時帰宅中。
 司書のお勉強をしている人の話を聞き、やっぱり自分は正しかったなと思ったこと。
 
 私は小説を書いているけれども、個人の信用できる人以外には見せていない。過敏すぎかな、大したものも書けてないのに、と思っていたけれど、やはり著作権的にはかなりヤバイ、と聞かされた。元々自分がそういうのを毛嫌いするタチなので、過剰と思えるほど気にしていたんだけど、この程度で丁度良いんだ〜、と再確認。
 
 この方、タイミング的にその講義を直接、専門家の教授から受けたばかりだったので、パソコンからパソコン上のメアドに私の習作を送ることすら「もし読み取られて公開されちゃったら?」とビビるほど、だった。
 やっぱ、警戒するべきなんだなぁ。
 私も昔は「読んでもらって感想をもらわなくちゃ!!」とCDに焼いて配っちゃったりしたけれど、今は後悔してる。
 勿論それでも、ちゃんと投稿した後で、盗作したら絶対にばれるような保険を掛けてからしたけれど。今は印字したものを貸して、きっちり返してもらう所までやってマス。
 「大したことじゃない」「気にしないほうがいい」と小さく考える人のほうが多いみたいだけど、私は無理だ。
 
 イラストレーターとかは、また違うと思うのだけど。絵と文は決定的に違うなぁ。風と共に去るぬ、の著者の例もある。(著作権裁判のはしり)
 
 そういう意味で二次創作って、結構いい隠れ蓑の創作になるんだよね……。
 読む人が限られるし、オリジに設定やらを直してまで盗作する人間は少ないだろうから。でもオリジナルは、心配の度合いが二次とは違う。