おはなし

 私はテーブルトークRPGで、書き留めて置きたい話が出来ると戯曲で書き起こすのだが、最近はずっと我慢していた。しかし昨日、仕事帰りにスタバに居座って、ずっと心に溜めていた話をメモした。
 三時間半、書きっぱなし。素晴らしく楽しくて解放された薔薇色な気分。
 
 そして戯曲用のA5ノートの、三冊目が終わった。
 このノートに手をつけたのは07.12.19とある。二ヶ月か。
 戯曲ばかり書いていた前は十日くらいだったが、小説を書いていたので当然といえば当然。そしてまだ気になる場面を起こしていないのに、新しいお話を思いついてしまっている。
 しかし小説を仕上げよう!と思うなら、戯曲に感けている暇はないのだが、今は本当に戯曲が書きたい。
 戯曲は正直、本当に人に見せるものではないし、あんまり見せたいとも思わない。純粋なる嗜好。創造とかではなく、たぶん、テーブルトークRPG自体が趣味で、それを書き留めることで完結してしまう趣味の世界。
 頭の中の妄想を書き留めて、「忘れる」世界。
 小説は見せたいものだから、発展性があるし創造だ。
 でも戯曲を書ききらないと、小説に集中できない。
 少しは、ガス抜きをしないと。